■ ATO
松本与が1993年にスタート。2001S/Sにパリコレ(展示会形式)デビュー。
ブランド名は本人の名前から。
実はかの松下一族。
ただ実家からの資金援助は受けていないとのこと。
デザイナーを通してではなく「ato」というブランドを見て欲しいとのことで、
自身はほとんどメディアに露出しない。
普段はブラックジーンズとナイロンパンツを愛用。
玉川大学の工学部卒業後、渡米。
FITで学んだ後、アンクラインで働く。
1993年にato青山店を立ち上げると同時にブランドスタート。
毎回パタンナーに型破りな注文をして口論にもなるとか・・・。
その分パタンナーを大切にしていて、個々のパタンナーの名前をタグとして付けている。
スタッフは少数精鋭で10人程度しかいないとか。
また生産数も少なく、工場泣かせらしい。
(一アイテムに付き数点しか生産しないことも多いので、油断するとすぐ売り切れ・・・)
ブランドのイメージカラーは黒。
シーズンごとのテーマは設定しないことをポリシーとしていたが、
2005年ごろからテーマを設定しているようだ。
日本人には数少ないタイプの筒型のボディーを念頭において服作りを行う。
本人がその体のためメンズを作っていたのだが、レディースでもモデルが見つかったそうで、
2003-04AWからレディースラインスタート。
2chで見かけた言葉を借りると、「体に喧嘩を売っている服」。
背中を強調し、ウェストをしぼり、鍛えられた体のラインをより一層美しく見せる。
「海外で気づいた日本人のかっこよさを服で表現したい」そうだ。
2006年ブランド「twelve」を立ち上げ。
ブランド名はキリストの12使徒から。
生産・販売はスピック・インターナショナルが手がける。
2007SSからはワールド傘下のインディヴィのクリエイティブディレクターも手がける。

2005S/S コレクションのインヴィテーションの封筒。こちらは裏面ですが表は住所・宛名のみのシンプルなもの。
中には封筒サイズに折りたたまれた一枚の大きな紙が。広げるとこんな感じになります。

こんな感じで開催地や時刻が点在して印刷されています。

2004AWのブルゾン。
ウールと合成繊維、カシミアの混紡素材で、シルバーグレイの色合いが印象的です。

2004AWのコットン素材のロングジャケット。腿の辺りまでの長さです。
コットンとはいっても光沢があるタイプなので普通のコットンジャケットとは違った質感です。
2004AWのジャケットは全般的にVゾーンがかなり深めになっています。
2003AWでもロングジャケットはでていましたが(ちなみに油断してたら完売して買えませんでした・・・)、
今季はパターンを新しく10数回にわたって引きなおしたそうです。
ちなみに2004AWはシルバーコーティングとツイード素材を多用しています。

黒のナロータイ。シルクの光沢が美しい。
右の写真はクラシックなネクタイと比べたものです。

ノースリーブシャツです。比翼仕立てになっていて、ボタンが小さめ。

ATOの服には手がけたモデリストの名前がタグとしてついています。