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BEAMS

1976年に設立された押しも押されもせぬ最大手セレクトショップ。

元は新光紙器という段ボール会社を営んでいて、

オイルショック時に本業が不振になり、多角経営の一環として

アパレル事業を並行してはじめたのがはじまり。

社長の設楽悦三氏の子息である設楽洋氏(現社長)の提案によるものだったとか。

だからあまり知られていないが今でもダンボール製造をやっていたりする。

 

最初の頃は現ユナイテッドアローズ社長の重松氏が責任者として運営し、

アメリカのインポートと古着を扱っていた。

その後現UAディストリクトの栗野氏をはじめとするスタッフらの力により、

時流を的確に読んだバイイングで急成長を遂げていく。

ビジネス・トラッドアイテムを扱うビームスF(FはFutureの意)を栗野氏らが、

ヨーロッパを中心とするインポートを扱うインターナショナルギャラリービームスを

重松氏らが立ち上げたのもこの時期。

 

転機は設楽洋氏(現社長)が務めていた電通を退職し、

ビームスに本格的に関わるようになってから訪れる。

重松氏ら古株スタッフとの確執が起こり、重松氏らは退職し、

ワールドのバックアップの元ユナイテッドアローズ(UA)を立ち上げることとなる。

設楽洋氏は古株スタッフの抜けた穴を埋めるため、

若手・中堅社員の大抜擢及び組織のフラット化を図る。

というか人材不足なのだから取らざるを得なかったのが実情だろう。

しかし折からの渋カジブームに代表されるように、

消費者はブランド志向から様々なブランドをミックスさせるセレクト志向に移っていく。

それは若手バイヤーがそれぞれの感性を生かす展開をしていたビームスへの追い風となった。

そして最大手セレクトたる現在につながっていくこととなる。

 

ビームスの歴史をまとめた「ビームス戦略」という本が販売されています。

内容は完全にビームス側なので経営戦略やUAとの確執については偏りがあります。

「時代の変化を常に先取りするマーケティングとは」という副題が付いていますが、

マーケティングの参考にはほとんどならないかと。

逆にビームスの社史としてはよくまとまっていると思います。

 

個人的にはデザイナーズインポートメインのインターナショナルギャラリービームスでよく買い物します。

常に新しいものを探し、メジャーになりすぎると扱わなくなる先鋭的なバイイング。

良心的な価格設定も魅力です。

また、ここのオリジナルスーツはしっかりした作りながら細身なので、

デザイナーズ風細身のスーツがお手ごろ価格で欲しい人にはお勧め。

 

公式サイト

 

2005年3月21日現在、B1Fのレディースフロアが改装中のインターナショナルギャラリービームス。

3月19日には2Fのメンズ・雑貨フロアが先行オープンしています。

4月29日にはレディースもオープン予定です。

 

以前1FとB1Fにあったときは、ブランド・ジャンルが無秩序に陳列されていた感じですが、

今回の改装によりアイテム・ブランドの雰囲気によりスペースが分けられて陳列されるようになりました。

キルガー」などを中心にしたドレスクロージングやLOVELESSを思わせるロック調のスペース、

そして勿論様々なインポートデザイナーズなどなどテイストごとに区分けされています。

また様々な雑貨やヨーガンレールの家具・レディースウェアなどもあります。

 

ビームス銀座店。土地柄ドレスクロージングが充実してます。

二階ってのがちょっと変わってます。

 

 

プリンタブルTシャツに様々なアーティストやメーカーとコラボしてプリントするBEAMS-T。

2003年9月に発売された荒木飛呂彦氏とのコラボシャツ。

氏の代表作であるジョジョの奇妙な冒険の5部主人公ジョルノ・ジョバーナと、

6部主人公の空条ジョリーンが描かれています。

また黒い稲妻模様などにより着るとタトゥーのような雰囲気になります。

 

ちなみに最初にコラボの話があったとき、ビームス側は完全なオリジナルデザインを希望したそうですが、

荒木氏は「何を書いてもジョジョになるから」といってジョジョを書くことにしたそうです。

 

・・・すみません、完全に趣味です。

生まれて始めた買った漫画の単行本がジョジョで、それ以来未だに買いつづけ、

全冊取ってあります。

 

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