■ KENZO
1970年に高田賢三がパリに店舗を開き創業。
高田賢三は当時男子に門戸を開いたばかりの文化服装学院出身。
卒業後1964年、24歳のときにパリに向かう。
1970年にパリに「ジャングル・ジャップ」という店を開く。
手編みの着物スリーブセーターがパリジェンヌの間で有名になり、
一躍パリモード界に踊り出る。
「木綿の詩人」と呼ばれ、木綿を使った生地を大流行させた。
これは資金がなかった苦肉の策?ともいえるものだったが、
クチュールからプレタにモードの流れが動こうとする中、
高級素材に目新しさを感じなくなった人々に大歓迎される。
また、着物スリーブに代表されるように、
立体裁断を旨とする西欧の服では少なかった、
オーバーサイズやレイヤードなどを駆使する。
素材・裁断にくわえて第三の特徴はエスニックな色使い・柄にある。
これはフランスへの船旅の途中、香港・サイゴン等に触れたのがきっかけの一つだとか。
高田賢三は2000SSをもって「KENZO」社を退任。
ファッションデザインの仕事自体は続けていくとのこと。
本格復帰が待たれる。
2004年9月現在のレディースのデザイナーはアントニオ・マラス。
素材・裁断・エスニック全てにおいてケンゾーの伝統を継承・発展させられるデザイナーだと思う。
初コレクションは大好評に終わり、今後の展開が期待される。
メンズはデザインチームが手がけるが、レディースのコンセプトに合う形で展開しているとのこと。

青山の路面店です。
1Fがレディース、2Fがメンズ。

アーガイルの入った黒のセーター。
オーソドックスながらシルエットが好みです。